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Channel: umeyoshiokaの日記
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[小噺]例えば、こんな赤い糸

運命の赤い糸って無いのかな。そう呟いた私の前にキューピッドが現れた。 「ありますよ。ただし赤い糸は繋がってるものじゃありません。繋げるものなのです」 そう言って私に赤い糸の付いた弓矢を手渡してきた。...

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[小噺]例えばこんないたずら少年

僕は蝶の蛹の頭を切り取って回る少年に理由を聞いた。 少年はしゃくりあげながら、はやく飛びたいだろうから手伝ってあげたんだと言った。   そうか、君はやさしいんだね。 でもだめだよ。蝶はちゃんと知ってるんだ。 閉じ込められて「飛びたい」と強く願う時間があるからこそ、空を飛ぶ事の愛しさを大事にできる事を。 ただ飛んでいるだけなんて、死んでいるのと同じなんだから。 君は蝶を殺してしまったんだよ。...

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[Flash][iPhone][Android]FlashでiPhoneとAndroidのアプリを作成してみました。

先日、Adobeさんより「Flash CS5」の発表がありました。  ■Adobe Flash CS5 http://www.adobe.com/jp/products/flash/ ■Flash Professional CS5の機能 http://www.adobe.com/jp/products/flash/features/...

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疾風ぴよ右衛門

鶏卵23年、とある村外れのあばら屋で傘貼りに精を出す浪人、ぴよ右衛門の元に、矢文が届いた。 それは且つてぴよ右衛門が使えた卵掛御藩の当主、きよ姫の悪政を知らせる文であった。 ぴよ右衛門は且つて、きよ姫の養育係であった。 しかし、父の急逝により急遽藩主の座に就いたきよ姫の姿を見届けると、藩を辞したのであった。 隠居暮らしを始めてしばらく経つ頃、きよ姫の悪い噂を耳にするようになった。...

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[小噺] ばんそこ

入山瀬駅に6:24分の各停。 この電車に乗れば彼女に会える。 乗降口の手すりに掴まり2駅かけて心を整える。   目の前の座席の2年生の話が耳に入ってきた。 「ちょっと、それどうしたの?」 ちらりとそちらを見やると唇の横に貼った絆創膏を指さしていた。 「ああ、これね、あのね…」 絆創膏の先輩は少し自慢げに眉根を寄せると囁くような声で続ける。...

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